九州商船「椿」

五島(福江・奈良尾)〜長崎
乗船時期:2019年12月
  • 2019年の年末、長崎県の五島にある福江港から長崎港まで九州商船のフェリー「椿」に乗船しました。長崎港から福江港までの往路はもう1つのフェリー「万葉」に乗船しました(乗船記)。往路では帰省ラッシュで混雑していましたが、今回は反対向きの乗船になります。
  • 朝7時、福江港のターミナルに到着すると、まだ薄暗い中乗船する人が集まっていました。ここでもフェリーとジェットフォイルではチケットカウンターが別れています。購入したチケットには整理番号が書かれていて、番号順で乗船開始になります。
  • 7:40までには乗船開始になり、人道橋から乗船しました。「椿」の船内図です。「椿」と「万葉」は船内の構成がよく似ています。客室フロアは1つのみで、エントランスから船尾側が雑魚寝の2等客室、船首側が座席定員制の2等指定席やバリアフリー客室があります。
  • 乗船したエントランスに案內所があります。
  • エントランスには、飲料やアイスクリーム、カップ麺、おかしなどの自動販売機があります。また椅子とテーブルもあります。
  • 「椿」の船内には、椿をイメージしたデザインがおおくありました。船体にも椿の花の絵が描かれています。
  • エントランスの隣には、大きな荷物を置いておくことができる荷物置き場があります。
  • 船内のディスプレイにはGPSでの位置情報が表示されています。
    ※写真は奈良尾港出港後
  • 基本となる2等客室です。区画は6箇所に別れていますが、壁はなく大きな1部屋です。帰省ラッシュと反対向きだったこの便は2等でもゆっくりできる状態でした。福江からはすべての区画が開放されているわけではなく、途中の寄港地から乗船する人のスペースも確保されています。
  • バリアフリー客室です。優先席なので不要な人は使うことができません。「万葉」よりソファが多くなっています。
  • 本船もデッキは前方まで行くことができます。海の風を浴びながら前を見ることができます。
  • 「万葉」との違いの1つは乗組員区画のあるデッキで通路上に屋根があることです。
  • また、「万葉」にはある船尾デッキ上の椅子席はなく、ベンチがあるだけになっています。船尾側の景色は「椿」のほうがよく見えます。