津軽海峡フェリー「びなす」

青森〜函館
乗船時期:2014年1月(函館→青森)
  • 津軽海峡フェリー「びなす」(函館→青森)に乗船しました。
    函館港のフェリーターミナルは新しく、設備が整っています。
  • 低気圧の接近で大間航路は天候調査中になっていました。欠航便も出ていたようです。青函航路は大型フェリーということもあってか定刻での運航を行っていました。
  • 乗船券の購入方法も窓口だけでなく、Webでの乗船予約したときに発行されるQRコードで自動チェックインもでき並ぶ必要がありません。
  • 自動チェックイン機
  • 本日乗船するのは、函館行きの「びなす」(7,198GT/137m)
    数時間の航路とは思えない大型のフェリーです。元は八戸航路などでも使われていたので、基本設計は一晩過ごせるようになっています。冬季の津軽海峡で就航率を上げるにはこのサイズが必要でしょうか。
  • 以前に「ナッチャンRera」などが使っていたバースで、2013年にボーディングブリッジが整備されました。
    以前は車両甲板からの乗船でしたが、ボーディングブリッジに変わっています。
  • 函館港にいた他のフェリー。
    函館〜大間航路の「大函丸」(1,912GT/90.1m)。昨年、内海造船瀬戸田で建造されたばかりです。函館では船尾付けしています。スタイルは、結構個性があるように感じます。
  • 「えさん2000」は年末年始の減便で待機中です。この船は新しいですが、貨物重視の便に配船されています。
  • チャーター運航される以外では長期係船中の大型高速フェリー「ナッチャンWorld」
    現在は1番のバースにいます。
  • 定刻の12時ちょっと前に出航。左後に90度バック、時計回りで回頭し港外へ。
    船内は、一時パンスターフェリーに行って戻ってきた時に改装した「ブルードルフィン」とは異なり、以前からの雰囲気が多く残っています。とはいえ、旅客設備に力を入れている津軽海峡フェリーらしく、船内はとても綺麗に整備され、パブリックスペースも広くあります。
  • オートレストランと呼ばれる冷凍食品の自販機が設置されたスペース。飲食をしない人も中で休憩できます。
  • デッキの上にも雪が積もり滑りやすくなっています。雪の積もったデッキは初の経験でした。
    出港後は強風で危ないということで、デッキは閉鎖されました。
  • 船尾のデッキにはしっかりと雪が積もっています。
  • 天気は晴れたり、時々雪が降る状態で、雪雲の下に入ると、霧の塊のように旧に視界が悪くなります。
  • 比較的穏やかな揺れでしたが、出港後45分ぐらいが経過した頃から、揺れが大きくなり始め、ときどき船首で波を叩いているのが分かることもありました。陸奥湾に入ると穏やかになり、揺れはほとんど無くなりました。
  • 2等室付近の船内
  • 船内には昨年就航した「大函丸」のPRがされていました。
  • ほぼ定刻に青森港に入港。
    青森港には年末年始に休んでいる「びるご」がいました。
    本船が建造中の「ブルーマーメイド」の就航で引退するのかなと思います。船体は四角い箱のような形で、「ブルードルフィン」や「びなす」とは大きく違うスタイルをしています。シートで塞がれていますが、瀬戸内海航路のような車両甲板の通風口もあり、船尾までハウスが大きなスタイルです。