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九商フェリー「レインボーかもめ」乗船記
熊本港→島原港(長崎県)
乗船時期:
2024年5月
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短い停泊時間で上下2つの車両甲板の荷役を行うためか、面白い荷役方法をやっていました。
入港すると、上部車両甲板の下船、上部車両甲板への乗船、可動橋を下に変更して下部車両甲板の下船、下部車両甲板の乗船の順番です。
乗船してしばらくして船尾に行ってもまだ下部車両甲板からの下船が行われていました。
この航路ではギリギリまで乗船を待ってくれているようで、出港時間になっても駆け込みでの車両の乗船が行われていました。ギリギリになった車はターミナルでのチケット購入をしていない車もあるようでした。最後の車を積んで離岸したのは数分遅れでした。
細長い熊本港の中を進みます。遠浅の有明海ですので、浚渫して作った港でしょうか。
船内の客室もそんなに混んでいませんが、デッキで過ごす人も多いです。
市街地や工業地帯の中にある港ではないので、建物も低く山まではっきり見えています。
船内には売店がありますが、お菓子や飲料ぐらいで売っているものは限られます。必要なものは事前に購入するようにしましょう。
左手に熊本港の長い防波堤が続いています。外洋に面している南側だけにあります。正面には島原半島が見えています。
熊本港の防波堤の先端。潮流が流れるためか穴が空いているブロックを並べているようです。
島原から熊本に向かう九商フェリーのもう1隻「フェリーくまもと」とすれ違います。こちらの方は、1996年就航で船内の様子も違います。オフィシャルサイトにはどちらになるか配船予定も掲載されています。
島原半島が大きくなり近づいてきました。
島原半島は斜面になっていて、ビニールハウスがたくさん並んでいるのが見えます。
島原港のフェリーターミナルの近くには、島原ドックがあります。このドックは小型フェリーの定期ドックが多く、壱岐対馬航路の九州郵船など九州各地からドックに来ています。
島原港に入港していきます。入口には防波堤があり、Sの字にカーブしながらフェリーターミナルに向かいます。
島原港には船首から着岸、旅客用の人道橋も整備されています。人道橋の可動範囲が長いのは干満の差が大きいためでしょうか。
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