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- 「愛興丸」(AIKO MARU)
総トン数:237トン
出力:不明
常駐港:徳山港
竣工年:2015年
IMO 9815094 MMSI 431007075
2015年12月にダイゾー(大阪)で建造され就航したタグです。外見はごつく、大きな船体です。太いマストとその後ろにある大きなファンネルが特徴的です。9ヶ月前に就航した「和興丸」と同型と思われます。就航当初は泉北港に常駐していましたが、2017年夏までに水島港の「新興丸」と入れ替わり、その後2021年までに徳山港にとなったようです。瀬戸内海全域のエスコート資格を持っています。
2017.07(宮窪瀬戸)- 「海興丸」(KIKO MARU)
総トン数:196トン
出力:3,600PS
常駐港:鹿児島港
竣工年:2002年
マストは低いですが、放水銃はマストの中から伸びるようになっています。「日興丸」とほぼ同型で、主に水島の新日本石油に出入りする船を支援しています。2009年秋ごろから鹿児島港常駐となった模様です。
2004.02(水島港)- 「月興丸」(GEKKO MARU)
総トン数:236トン
出力:4,000PS
常駐港:鹿児島港
竣工年:2005年7月
IMO 9093672 MMSI 431402021
基本的には「日興丸」から始まったタイプの4番船で、「海興丸」や「新興丸」とよく似ています。しかし、一番大きな違いはマストの形状で下半分が太く前後に長くなっています。2015年3月までは岩国港に常駐していましたが、「和興丸」の就航に伴い、鹿児島港に移動し錦江湾内や九州南部を中心に活動しているようです。
(岩国港)- 「シーブリーズ」(SEA BREEZE)
総トン数:242GT
出力:4,400PS
常駐港:横浜港(根岸)
竣工年:2017年
IMO 9811737 MMSI 431009818
東京湾の根岸精油所(横浜港)に常駐し、東京湾のタグとしても、日本海事興業のタグとしても異色の1隻です。精油所専属タグボート兼防災船として活動しているため、いつも精油所周辺にいます。船籍は鹿児島で先代同様にJXマリンサービスが船主なのではないかと思われます。層タグの2層目は大きなガラス窓の部屋になることが多いですが、本船は小さな丸窓で、ENEOSの文字があるのが特徴です。
2017.07(横浜港)- 「シーブリーズ」(SEA BREEZE)
総トン数:197トン
出力:3,200PS
常駐港:横浜港(根岸)
竣工年:1992年
IMO 9057850 AIS非搭載
日本海事興業の中でも他船とは異なる場所に常駐し、船名の命名規則も異なる船です。新日本海事興業のタグは主に新日本石油のある場所に常駐させており、横浜の根岸にも製油所があります。本船はこの製油所専用のタグ兼防災船として常駐しています。他のタグと違い、製油所以外で活動することはありません。スタイルは旧来の新日本海事興業に多いものですが、放水銃がマストに2つあるのが特徴です。本船にはAISはありません。
2015.03(横浜港)