YAIMA MARU(やいま丸)
商船やいま

「YAIMA MARU(やいま丸)」

船名「YAIMA MARU(やいま丸)」
総トン数 21,688GT(国際)
全長・全幅160m×25m
航海速力-
旅客定員545名
積載能力180TEU
造船所三菱重工業下関
建造1997年(さんふらわあ くろしお)
IMO No.9162150

船の概要

「YAIMA MARU(やいま丸)」は、商船やいまが開設した、沖縄県・石垣島と台湾北部の基隆港を結ぶ国際フェリー航路に、2026年5月に就航しました。台湾との国際フェリーは、2008年に有村産業による航路が廃止されてから途絶えていましたが、本船の就航に伴い18年ぶりに再開されました。日本側の商船やいまが保有(正確にはパナマ法人のSHOSEN YAIMA PANAMA SAが所有するパナマ船籍)し、運航を台湾側の東聯航運に委託しています。
本船は、1997年に「さんふらわあ くろしお」として建造され、当時は東京〜那智勝浦~高知に就航していました。わずか4年で航路廃止に伴い引退した後、2002年に大阪と韓国釜山の間に設立されたパンスターフェリー「PANSTAR DREAM」として就航していました。同船としての運航期間が長く、2025年に引退するまでの23年間就航しました。その後、台湾での改造を行い、2026年5月に石垣島〜台湾・基隆に就航しました。国際総トンで21,688トンですが、国内フェリーに適用される国内総トンでは1万トン程度のサイズになります(「さんふらわあ くろしお」時代は9,723国内総トン)。
YAIMA MARU(やいま丸)
「YAIMA MARU(やいま丸)」の航路

客室

客室は、客室内にシャワーとトイレがある2名個室のロイヤルスイート・デラックススイート、4名のファミリールーム。バストイレなしのスタンダード(6名・4名・2名・15名)があります。スタンダードは個室なのかの明記はありませんが、1名料金と1部屋料金の2つが設定されていて、1部屋貸し切って個室にする場合は1部屋料金となるようです。1部屋料金は、定員人数分の1名料金となっています。ロイヤルスイートを含めてバスタブがある客室はなく、シャワーのみになっています。ファミリールーム(4名)とスタンダードA(6名)、スタンダードC(6名)、スタンダードG(15名)は、板張りのフローリングの部屋で床に布団を敷く形式になっています。これは、韓国航路の「PANSTAR DREAM」の時代に、旧2等や和室の絨毯敷だったものを板張りにしたものをそのまま使用されているものと思われます。ロイヤルスイート、デラックススイート、ファミリールームは窓付き、スタンダードは窓なしのインサイドになっています。基本的に「PANSTAR DREAM」の構成から大きく変わっていません。

船内設備

船内設備は、もともと大阪〜釜山の長距離を「PANSTAR DREAM」としてクルーズフェリーとして運航していた船体のため、短時間の航海のわりに整っています。船内にはレストランのほか、「Café YUME」というカフェスペースもあります。「さんふらわあ くろしお」時代からの大浴場のほか、売店やカラオケルームもあります。本船は日本国内フェリーから始まり、韓国航路、台湾航路と続いているため、3カ国の文化が混ざったような船になっています。