「SILJA SERENADE」

ストックホルム(スウェーデン)〜オークランド諸島〜ヘルシンキ(フィンランド)
乗船時期:2018年9月
  • プロムナードの1つ下の6デッキにはメインとなるレストランのGRANDE BUFFETがあります。お酒を含むバイキング形式のレストランで、16:45〜18:45と19:30〜21:30のそれぞれ2時間の2部制です。往復で別の時間を利用しましたが、前半は家族連れ、後半は大人だけの人が多くなっていました。この時間内であれば、途中の時間からでも入れます。席の数に限りがあるので、どちらの時間で食事するのか予約したがいいです。乗船してからレストランの受付に行くと、希望の時間と席を確保した紙をもらえます。夕食は受付での座席指定ですが、朝食は自由席になります。
    物価の高い北欧だけに、船内はどのレストランも非常に高価です。このGRANDE BUFFETは事前予約で38.5€(約5,120円)もします。往復クルーズの事前予約で割引されます
  • 食事は豊富で、1回の食事では食べきれないだけの種類があります。
  • 肉や魚介類から、サラダ、デザート、ケーキ、ソフトクリームまで何でもあります。
  • 夜になると、6〜7デッキの船首部にある「アトランティス・ナイトクラブ&カジノ」と呼ばれる2層吹き抜けのホールでイベントが始まります。6デッキ側の入口付近にはカジノと呼ばれるちょっとしたコーナーや、2層吹き抜けのステージ、船首部には落ち着いた雰囲気のバーがあります。
  • 20時頃に子供向けのイベントが行われたあと、21時頃からは大人向けのショーが行われてました。この場所は早い時間から開放されていて混んでいないので、くつろぐ場所としても使えます。
  • ショーの出演者も多く、次々といろんなイベントがあります。
  • イベントが始まるとバーカウンターがオープンしますが、買っている人は1/3ぐらいです。イベントを見るときも何も買わなくても席に座ることができます。
  • スウェーデンの狭い海域からバルト海に出ても揺れはほとんどなく、夜は更けていきます。
    23:45頃に、途中のオーランド諸島のマリエハムン(フィンランドで自治権が与えられた島)に寄港します。本船にとっては、免税店をやれるようにすることが目的(国際航路にする)の寄港になります。各航路のフェリーが次々と寄港して10分ほどで出港していきます。隣のバースには、前を先行していたVIKING LINEの「GABRIELLA」がいます。
    奥には「ROSELLA」(16,850GT 136m 1980年建造)がいます。
  • 本船が使用する岸壁は写真左側です。
  • 船尾ランプウェイが車両を積み下ろしする部分には浮き桟橋があります。
  • 「ROSELLA」はスウェーデンのKapellskärとを短距離で結ぶことがメインのフェリーで、約2時間半で1日2往復しています。こちらは輸送を行うのが目的のようです。手前のバースのドルフィンが横にあって、離着岸は難しそうなバースです。これだとタグも使えないですね。
  • 翌朝起きると、空は晴れていて、バルト海の大海原が広がっていました。昨日の多島美とは違う外洋の美しさがあります。海は穏やかで全く揺れは感じません。
  • 本船の後ろには追い越した「GABRIELLA」がいます。出発地・寄港地・目的地が同じでこの後も何度も一緒になります。
  • ヘルシンキが近くなると少しだけ貨物船も遠くに見えます。
  • だんだんヘルシンキが近くなってきます。
  • 今回は朝食もGRANDE BUFFETで事前割引で予約して食べました。朝食でも多くのメニューがバイキング形式であります。ヨーロッパならではで、夜とはメニューは違います。
  • チーズやサラダ
  • ミートボールやウインナー
  • ヨーグルトも豊富にあります。
  • 朝からサーモンもありました。
  • ヘルシンキに向けて進みます。
  • ヘルシンキの港が近づいてくると、頻繁に運航されているヘルシンキ〜タリン(エストニア)のフェリーと交差しました。同じヘルシンキでも西側の港を使っているので交差します。すれ違った「MEGASTAR」(49,000GT 212m 2017年)はLNG燃料のフェリーです。ヘルシンキ〜タリンは約2時間の短距離航路(EU内の国際航路)なのですが、それでも約5万トンの巨大船を4隻も就航されています。この航路も豊富なエンターテインメントがあるようです。
    本船には膨張式救命いかだのみで、救命ボートはありません。救命いかだへのシューターがデッキではなく船体の途中の位置に設置されている工夫があります。
  • ヘルシンキの港から出てきたのは「PRINCESS ANASTASIA」。フェリーですが、クルーズのようにバルト海の各港をまわっているようです。翌朝にストックホルムでも見かけました。
  • ヘルシンキの港が見えてきました。