長江を渡る航路 (前編)
中国・上海近郊 (宝楊路→崇明島)乗船時期:2010年5月
- 上海近郊の宝楊路から長江を渡る高速船とフェリーに乗りました。
まず、上海中心部から長江の中にある島(中洲)の崇明島までのフェリーがあると聞いていた宝楊路港に行きました。
軌道交通3号線の宝楊路駅からバスがあるみたいでしたが、面倒で歩いたら意外に長く50分ぐらいかかりました。
写真が、チケットを発券しているターミナル。
時刻表もなく、今発券している便のみ表示されています。ちょうど12:00発の高速船が1つあったので、とりあえずそれに乗ることにしました。
- 改札口を過ぎるとバスが待っていて前の人に続いて乗ると料金1元(=約7円)とのこと。日本のように改札口以降の移動が無料とはなりません。バスに乗らずに桟橋まで歩いている人もいます。桟橋まで距離が少しありますが、乗る必要ないぐらいだと感じました。
浮桟橋には「Please go to toilet before boarding」と書かれています。
中国では、フェリーなどにトイレがない場合も多く、緊急事態には、船尾で長江に地球トイレとなってしまうようです。
今回の船は高速船で船内にトイレがありました。
- 高速船は出航しました。
長江は"河"ですが、中洲まで渡るのに高速船で30分。もちろん対岸は見えません。
高速船からの写真ですが、窓の汚れと大気の曇りでなかなか見えません。長江は想像通りの黄土色の水です。写真は独特のスタイルの自動車船
- 目の前には、とにかく広い黄土色の「川」が広がっています。
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