スターフェリー
香港(尖沙咀〜中環/尖沙咀〜湾仔)乗船時期:2013年5月(湾仔→尖沙咀、尖沙咀←→中環)
- 香港の中心部は、香港島側と大陸側に分断されていています。その間にある海をビクトリアハーバーと呼び、両岸を船で結んでいるのがスターフェリーです。歴史は古く、1888年には運行を開始されました。
この2エリアを結ぶ交通手段も、昔はスターフェリーのみでしたが、海底トンネルや地下鉄が開通し、スターフェリーがメインとなる時代は終わりました。それでも現在もなお、市民の足、観光名所としての役割を担っています。
地下鉄などが開通する前のスターフェリーはもっと航路や便も多く、香港の大量のバスがフェリー乗り場に発着し、たくさんの人が乗り換え吸い込まれていく姿が見られたそうです。
- スターフェリーは"フェリー"となっていますが、車両の積載はありません。人のみで、下のデッキと上のデッキの2層構造。上下で料金も少し異なっています。(平日か休日かでも少し料金が違います)最も高い休日の上部デッキで3.4香港ドル(約45円)
運行している船も歴史のある船が多く、半世紀以上前の船もいます。
船名にはすべて「星」が付いていて、広東語と英語の両方が使われる香港では、船名も両方の言語があります。例えば、写真の「Day Star(晨星)」のように。