チャオプラヤー川 MINE Smart Ferry乗船記
Sathorn→THA CHANG(N9)「MINE SF 6」
乗船時期:
- タイの首都バンコクを南北に流れるチャオプラヤー川を走るボートとしては、チャオプラヤーエキスプレスボートが有名ですが、2020年から新たに別会社がMINE Smart Ferryと呼ばれる電動ボートの運航を始めました。運航区間は時間帯によって異なり、日中帯のCITY LINEは、BTSと乗り換えできるSathornからPhra Pinklao Bridge(N12)までを結んでいます。途中に寄港する桟橋によってはチャオプラヤーエキスプレスボートでは寄港しない桟橋もあるのが特徴です。電動ボートは、運航間隔が45分程度の時間帯が多く、チャオプラヤーエキスプレスボートと比べて間隔が大きくなっていますので、時刻表を意識しながら桟橋に行かないと待ち時間が長くなってしまいます。とくにチャオプラヤーエキスプレスボートが寄港しない桟橋は代わりがありませんので注意が必要です。
- BTS Saphan Taksin駅を西側におりてすぐにあるチャオプラヤー川のボートの中心になる桟橋Sathornにつくと、2つのチケットカウンターが並んでいます。向かって左側がメジャーなチャオプラヤーエキスプレスボートのチケットカウンター。右側が新しい電動ボートのMINE Smart Ferryのチケットカウンターです。MINE Smart Ferryは20B(=約80円)です。
- 浮桟橋が低いためか、船側の防舷材の高さと桟橋が合ってない印象。そのためか、まだ新しい船ですが、やや傷は多かったです。大きく「30」と書かれた場所が乗船口です。本船にはデッキはなく、ドアから直接船内に乗船します。このドア、自動ドアにように見えて手動のスライドするドアです。
- 船内は一つの広い空間です。大きな特徴は室内になっていてエアコンがあること。座席の配置は前向きではなく、通勤電車のように横向きの向かい合わせで、船内の雰囲気も観光客のための手段というより、通勤電車のように人を運ぶことが目的のような印象です。船内の電気は少なく、少し薄暗くエアコンも弱めでした。
電動ボートですので、船内はとても静かです。双胴船であるものの大きくない船体だからか、比較的揺れやすく感じました。