チャオプラヤーエキスプレス「193」乗船記

オレンジ旗(チャオプラヤーエキスプレスボート)
タイ・バンコク(THA CHANG(N9)→Sathorn)
乗船時期:
  • チャオプラヤーエキスプレス航路
  • タイの首都バンコクを流れるチャオプラヤー川を南北に走るチャオプラヤーエキスプレスボート。この日は、王宮のある観光エリアのTHA CHANG(N9)からBTSに乗り換えができるチャオプラヤーエキスプレスの中心になるSathornまで、オレンジ旗のボートに乗船しました。2023年現在、無旗のボートが運航されていませんので、オレンジ旗はすべての桟橋に止まる各駅停車のような役割になっています。急行便になっている青旗より安い16B(約64円)で乗船することができます。
  • THA CHANG地図
  • THA CHANG(N9)の周辺地図。大きく描かれた王宮(GRAND PALACE)やその南にワット・ポー(Wat Pho)などが周辺にあります。
  • 航路図
  • 左側がチャオプラヤーエキスプレスの桟橋一覧。グレーの無旗は運航されていませんので、今回乗船したオレンジ旗が事実上の各駅停車になります。オレンジ旗が止まらない桟橋が現在寄港しているボートがありません。日中帯はオレンジ旗と青旗の2種類が運航されていていずれもTHA CHANG(N9)に寄港します。右側にあるのは2020年に運航開始した別会社の電動ボートの桟橋です。
  • チケットカウンター
  • 観光地の中心になるこの桟橋にもチケットカウンターがあります。赤色のBOAT TICKETと書かれている場所で買います。周辺にはチャーターボートやツアーなどのセールスの人がいることもありますが、窓口で買うようにしましょう。「チャオプラヤーエキスプレス」と確認すれば安心です。オレンジ旗で16B、青旗で30Bです。
  • 待合室
  • チケットを購入したら、桟橋前のベンチで待ちます。青旗・オレンジ旗どちらも同じ桟橋を使っていますし、南北両方の便がやってきますので、向きと旗の色を確認して乗船しましょう。
  • チャオプラヤーエキスプレス
  • オレンジ旗のボートがやってきましたが、右向き(北行)です。Sathornは左向き(南行)ですので、まだ待ちます。
  • チャオプラヤーエキスプレス
  • THA CHANG(N9)から右奥を見ると1つ前の桟橋PRANNOK(N10)が見えています。そこから乗船するオレンジ旗のボートがやってきました。
  • チャオプラヤーエキスプレスボート193
  • やってきたボートは、チャオプラヤーエキスプレスボート「193」。船首にはチャオプラヤーエキスプレスボート(เรือด่วนเจ้าพระยา)とタイ語で書かれていますが、ViaBusのアプリでは「193」とだけ表示されます。旧来のチャオプラヤーエキスプレスのボートで旅としては風情があります。
  • チャオプラヤーエキスプレスボート
  • 船尾が桟橋にくっついたら、素早く乗船します。
  • 船内
  • 船内は左右に2列ずつの椅子があるバスのような構造です。旧来のこのタイプのボートは定員が一番少なく、船内が混みやすいです。この日も通路まで人が立っていました。THA CHANG(N9)付近が一番混雑しますので、Sathornにかけて徐々に乗客は減っていきます。
  • 王立造船所
  • 出港するとすぐ右側に造船所があります。海軍基地でもある王立造船所です。