【ここからの船旅】
カメリアライン(博多行)
関釜フェリー(下関行)
パンスターフェリー(大阪行)
JR九州高速船(博多・対馬行)
未来高速(博多・対馬行) 大亜高速海運(対馬行)

韓国から日本への海の玄関口として、韓国第2の都市、釜山にある国際フェリーターミナルです。済州島など韓国内航路はここではなく沿岸フェリーターミナルから出ています。釜山港国際旅客ターミナルは、2015年に現在の場所に移転し、近代的で大きなターミナルになりました。釜山駅から徒歩10〜15分程度の好立地な場所にあります。

確認時期:2017年7月
  • ターミナルは5階建で、ターミナルとしての機能を持っているのは主に2階と3階です。1階は駐車場、4階は事務所、5階はイベントホールになっています。空港のように到着と出発でフロアを分けています。2階が到着フロアで写真のような配置になっています。下船して、イミグレと税関を通過すると左側のArivialの矢印のようにターミナルに到着します。2階ですがターミナルの外へのアクセスもでき、ゲート3と4からバスやタクシー乗り場に。ゲート5から階段を降りて駐車場や道路に行くことができます。ゲート6はテラスです。1階からも道路に出ることができます。
  • 写真奥が到着ゲートです。入国するとここから出てきます。
  • 到着のフロアですが、椅子もたくさんあり出発前や時間調整に休憩することもできます。ターミナルはよく磨かれていて清潔です。
  • 到着ゲートを出てすぐ左側に釜山銀行があり、両替することができます。韓国は街中に両替屋が多くはなく、レートも銀行でもそんなに悪くはないので大金でなければここでの両替でもいいと思います。街中のレートのいい両替所と比べても5%ぐらいの差のようです。時間があって大金ならいいところで。
  • フロアの中央には観光案内所があります。
  • 軽食を売っている店もあります。食事のメインは3階です。
  • セブンイレブンがあります。セブンイレブンは3階にもあります。隣にはカフェがあります。フロアマップではインターネットカフェと書かれていますが、普通のカフェに見えます。Wifiがあるということなのでしょうか。
  • ターミナル内には多くの液晶ディスプレイがあります。電器機器の製造が多い韓国ならではです。
  • 3階は出発フロアになります。各フロアはエスカレーターやエレベーター、階段で行き来できます。2階の図とは180度向きが違い下側が海です。2階での到着ゲートの上は出発ゲートになっています。矢印の部分から出るとX線での手荷物検査があって、イミグレと税関になります。日本と違い、船でも厳しいセキュリティチェックがあります。
  • 各船会社のチケットカウンターが並んでいます。海側に、関釜フェリー、パンスターフェリー、カメリアラインなどフェリー系。
  • 陸側にJR九州高速船やコビーなどの高速船系のカウンターがあります。
  • 日本ではあまり馴染みがないNINAや大亜高速海運のカウンター。釜山から対馬への航路です。日本側から利用する人はほとんどいないと思います。
  • 3階にもセブンイレブンがあります。奥にはレストラン。手前にはカフェがありますが、営業していませんでした。ここもフロアマップではインタネットカフェという表現になっています。
  • 3階にはフードコートもありました。
  • 小さな薬屋さんと、閉まっていますがラウンジがあるようです。
  • ターミナルは天井が高く開放感があります。
  • 3階も多くの椅子があります。
  • 携帯向けの充電スタンドがありました。韓国のCプラグ2つと、USBが多数。日本と同じAプラグも1つあります。珍しいのは充電ケーブルまであること。日本でも国際空港などの新しい場所には充電スタンドを見かけるようになりましたが、ケーブルが有るのは珍しいです。
  • 出発便の案内はハングルと英語でのみの案内です。
  • 2階と3階の両方にテラスがあります。3階の方が広く港にいるフェリーを眺めることができます。
  • ターミナルから見て左側の岸壁にフェリーは着岸します。手前側が関釜フェリー、奥側がカメリアラインとパンスターフェリーの共用。ターミナル前の浮桟橋のうち、左側をJR九州高速船が利用。
  • 右側の浮桟橋や岸壁を未来高速・大亜高速海運などが使っているようです。
  • 高速船が多い時はとても賑やかなターミナルです。
  • 3階の出国ゲートを通過して、イミグレや税関通過後の乗船口前のスペース。カフェ(この時は営業していない)や免税店がありました。
  • 奥に免税店。
  • フェリーに乗るときはターミナルから乗船口まで長い通路を歩きます。
  • 入国時は2階で下船したフロアのまま。乗船は3階から右側の動く歩道で降りてきます。