日中国際フェリー
「新鑑真(XIN JIAN ZHEN)」
大阪神戸~上海(中国)に就航
船名「新鑑真(XIN JIAN ZHEN)」
総トン数 14,543トン(国際)
全長・全幅156.7m×23m
航海速力21kt
旅客定員245名
積載能力20フィートコンテナ250本
造船所尾道造船
建造1994年4月
IMO No.9065376
この航路は中国の船会社、日中国際輪渡有限公司が運航する30年ほどの歴史がある航路です。日本での代理店は日中国際フェリーとなっています。船の大きさは国際総トンで1万5000トンほどですが、日本国内の大型フェリーの基準となる国内フェリーと比較すると全長156mで8000〜1万トン程度の大きさになるかと思います。大阪・神戸から上海まで、2泊3日の長い航海になっていて、大阪・神戸から穏やかな瀬戸内海を通って関門海峡を抜け、玄界灘から東シナ海の大海原を上海に向けて進みます。上海のターミナルは中心部にも近い場所にあり、東シナ海から揚子江に入ってさらに細い黄浦江の中にあります。(黄浦江についてはこちらも参考)毎週1往復のペースで便があり、大阪〜上海は同じ航路を、上海フェリーの「蘇州号」も運航しています。空路を使わずに日本から大陸に渡るバックパッカーの航路としても利用されています。

客室は、国内航路と同様に、相部屋の雑魚寝の2等からリビングとベットルームが別れた個室の貴賓室まで5ランクあります。時間はかかりますが、2等であれば学生往復2万7000円、一般は3万円(2017年現在)という安さで中国に渡ることができます。

パブリックスペースは、レストランやラウンジ、売店、ゲームコーナーのほか、中国らしく麻雀室や卓球室があります。長旅の人には洗濯をするコインランドリーもあります。日本国内の夜行フェリーと違うのは大浴場はなく、シャワールームになっています。船内通貨は日本円ベースで人民元の利用もできるようです。USDやEURも船内で両替することで利用できるようです。瀬戸内海を航行中は、日本国内航路と同様に大半の場所で日本の携帯電話の電波がつながります、玄界灘を抜けて東シナ海に出ると大海原ですので携帯の電波は無くなります。速度は遅いようですが、衛星回線を使ったwifiサービスが船内であるようです。

「新鑑真」(関門海峡)