東京湾フェリー2027年11月に新造船就航予定
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しらはま丸現行船「しらはま丸」
東京湾フェリーの親会社でタグボートも運航している東京汽船は、2026年2月10日、東京湾フェリーに新造船を就航させると発表しました。新造船は常石造船で建造され2027年11月の就航を予定しています。本船は、内航船でのカーボンニュートラルを目指し水素燃料の船舶の開発・実証実験を行っている日本財団ゼロエミッション船プロジェクトとして、ジャパンハイドロ株式会社が船主になり、東京湾フェリーに裸用船されます。本船の機関は水素燃料の発電機とA重油の発電機により発電した電力での電気推進とのことです。

船の基本性能としての特徴は、船首・船尾の両方にブリッジがありどちらの方向にも進むことができる両頭フェリーになり、現在金谷港での入港や、横須賀港での出港で行っている回頭が不要になります。航海時間40分の短距離航路とはいえ、本航路には3500トンクラスの船が就航していて、このクラスでの両頭フェリーは日本最大ではないかと思われます。総トン数は約3,580トン(既存船3,580〜3,351トン)、全長84.1m(既存船79m)、旅客定員680名(既存船と同じ)、積載台数乗用車のみで100台(既存船は105台)と既存の「かなや丸」「しらはま丸」とほぼ同サイズです。