〜船を眺める〜
アジア唯一の閘門を眺める「仁川港(月尾公園)」
韓国
  • 韓国の首都ソウルの港町となる隣の仁川市。仁川港からは、中国への国際フェリーや韓国南部の済州島への航路などが多く発着しています。これらの航路に就航している大型フェリーの多くは元は日本国内の航路に就航していたフェリーです。
    仁川港へのアクセスは、ソウル中心部も通っているKORAIL京仁線(地下鉄1号線)で行くことができます。電車の数も多く、頻繁にありますので時刻表を気にする必要はありません。郊外に出てからが長く1時間ほどかかり、終点の仁川駅もしくは1つ手前の東仁川駅(フェリーターミナルの場合)で下車します。ここでご紹介する月尾公園は終点の仁川駅で下車します。 仁川の中心街は東仁川の方なので、仁川駅はそんなに大きくない駅です。
  • 1つのみの改札を出ると、ちょっとした駅前広場になっています。仁川は昔から中国との窓口だったようで、駅前にはチャイナタウンがあります。
  • 仁川駅の駅舎。中にはコンビニもあったと思います。月尾公園にはここからバスで近くまで行く方法もあるようですが、ここでは歩いて行く方法を書きます。広場は駅の東側で、まず線路の下をくぐって、駅の西側に移動します。
  • 駅の西側に出ると、港町の工業地帯になり、大きなトラックが頻繁に走っているに、日本の埠頭と同じような場所になります。歩道はきちんと整備されているので、危なくはありません。ただ、1箇所、広い道路に信号がなかったので、タイミングを見て渡る感じでした。
    写真の場所は、左に飼料岸壁のある場所。左はフェンスですが、歩道もあります。
    上に見えているモノレールは、仁川駅から月尾公園にかけて伸びているもので、もしこれがあればアクセスは非常に便利な場所でした。このモノレールは建設されたものの、工事に問題があり採算性の話もあって開業せずに廃止になったものだそうです。残念ですね。
  • 駅から15分ほど歩くと、月尾公園に到着です。モノレールも公園の中に続いています。
    公園の中に入って、公園の案内図を参考に展望台に向かって登っていきます。
    この公園を突っ切って反対側に行くと、仁川国際空港のある島への短距離航路の発着場もあります。
  • 展望台に向かって登っていきます。
    冬は雪が残っていることがあるので注意してください。
  • ガラス張りで綺麗な展望台(無料)に到着。仁川港を広く見渡すことができます。展望台の中にはカフェもあるようでした。
    ここまで駅から30分ほどでした。

    画面奥の仁川港のフェリーターミナルの紹介はこちらをご覧ください。

  • アジアで唯一の閘門が仁川港にはあります。ドックのような2枚の水門で港の中の潮位を高くしていて、港の中に入る船はこの水門を通って港の中と外の水位の差を調整して出入りしています。

  • 第2国際ターミナルの大型フェリーもこの閘門を通過します。写真はフェリー「GRAND SPRING」(元「いしかり」)が通過中。

  • 飼料岸壁方向の展望

  • 仁川港全景

  • 閘門通過中のフェリー「GRAND SPRING」(元「いしかり」)

  • タグボート
    仁川港のタグボートの詳細はこちら

  • 仁川港

  • 仁川港

  • 閘門を通過する小型船

  • フェリー「GRAND SPRING」(元「いしかり」)