• 2014年1月「びるご」(青森港)

    冬の青森港に接岸中の津軽海峡フェリー「びるご」。この4ヶ月後の2014年4月に新造船「ブルーマーメイド」の就航に伴い、引退しました。この航路の就航船はすべてカタカナの船名になり、東日本フェリー時代からの船名が無くなりました。
  • 2014年2月「すいせん」(浦賀水道)

    2012年に就航した新日本海フェリーの「すいせん」がJMU磯子に定期ドックに来ました。真っ白な船体を綺麗にして浦賀水道を南下し日本海に帰っていきました。
  • 2014年2月「GRAND SPRING」(韓国・仁川港)

    韓国から黄海を横断して中国への国際航路の窓口になっている仁川港に行くと、2011年まで太平洋フェリー「いしかり」として活躍した「GRAND SPRING」がいました。このときも白い船体に青いラインは変わらず、大きな救命ボートを積んでいる以外は当時の面影がそのまま残っていました。
  • 2014年2月「HUADONG PEARL VI」(韓国・仁川港)

    同じく韓国・仁川港には、阪九フェリーの元「ニューせと」が「HUADONG PEARL VI」と船名を変えていました。元は瀬戸内海のフェリーで横揺れ防止装置もない船です。後部を中心にデッキ上には客室を増設して重心も高くなってそうですので、天気が荒れると乗り心地が心配です。部分部分での面影はありますが、改造も多い状態でした。
  • 2014年2月「Ohamana」(韓国・仁川港)

    韓国・仁川港には、このあと事故に関連して有名になる「Ohamana」がいました。元「フェリーあけぼの」で、同一運航会社の「SEWOL」がこの2ヶ月後に沈没事故を起こし、本船も運行停止したまま引退、その後日本に回航されるも、新潟〜ロシア航路就航問題でトラブルになるという悲運が重なる1隻です。この当時、ターミナルや港の周辺を見る限り、この運航会社が船を大切にしていない様子はなく、乗船していないので中は分かりませんが、見た印象と事故後の報道にはギャップがありました。
  • 2014年3月「Queen Elizabeth」(横浜港)

    世界で最も有名な客船の1つ「Queen Elizabeth」が日本に初寄港し、横浜港大さん橋に入港しました。本船は翌年も横浜に来てくれました。
  • 2014年6月「ときわ丸」(両津港)

    2014年4月に佐渡汽船に新造船「ときわ丸」が就航しました。歴代の佐渡汽船同様にデッキなどを含め船内は広く豪華で、短距離フェリーとは思えないようないい作りになっていました。
  • 2014年6月「橘丸」(東京港)

    2014年6月、東海汽船の新造船「橘丸」が就航しました。今までの客船が白い船体だったの対して、黄色と緑の斬新なデザインになりました。本船の就航で「かめりあ丸」が引退しました。
  • 2014年11月「ひびき」(三菱重工業下関)

    2014年11月、阪九フェリーの新造船「ひびき」の進水式が行われました。「いずみ」型の2番船として建造され、翌2015年に就航します。
  • 2014年12月「琉球エキスプレス2」(鹿児島港)

    2014年12月で東京〜沖縄航路を運航していたマルエーフェリーの航路が旅客扱い廃止になり、日本最長の航路が無くなりました。東京港には変わりにRORO船(貨物船)の「琉球エキスプレス2」が入港しました。その後、東京側のバースは移転したのでここで見ることも無くなりました。