関門海峡のエスコートボート
「いしみね2号」「せいじゅ」「はやとも」「まんじゅ」「めかり」
関門海峡は通過点として多くの大型船が航行する航路ですが、関門港(北九州港/下関港)の中にある航路の位置づけで港則法の適用海域で、来島海峡など瀬戸内海のような海上交通安全法ではないため、エスコートの表示板はありません。海上交通安全法のような公的に書かれたエスコートボートの配備のルールはないようですが、関門パイリットの水先引受け基準に、「前路警戒船」の名前で記載があり、関門海峡通過船の場合は、全長250mまたは1万GT以上の危険物積載船、夜間は3万GT以上または全長200m以上の自動車船が対象となります。
関門海峡のエスコートボートは表示板がなく、他の業務(綱取りや交通船など)と兼務したり、AISを搭載していないため実態の把握が難しい部分もあります。
関門海峡のエスコートボートは表示板がなく、他の業務(綱取りや交通船など)と兼務したり、AISを搭載していないため実態の把握が難しい部分もあります。
- 「いしみね2号」
総トン数:不明
速力:不明
常駐港:若松港
竣工年:不明
AIS非搭載
運航:大和港通運輸
若松航路でエスコートをしているのを見たことがありますが詳細は不明です。おそらく若松航路での活動を行っていると思われます。
2017年12月(若松港)- 「せいじゅ」
総トン数:不明
速力:不明
常駐港:門司港
竣工年:不明
AIS非搭載
運航:西日本海運
タグボートも運航する西日本海運のエスコートボートで、綱取りなども行う多目的のボートです。エスコートの吹き流しを掲げるため後ろに高いポールがあります。
2018年12月(関門海峡)- 「はやとも」
総トン数:不明
速力:不明
常駐港:門司港
竣工年:不明
AIS非搭載
運航:西日本海運
タグボートも運航する西日本海運のエスコートボートで、綱取りなども行う多目的のボートです。エスコートの吹き流しを掲げるため後ろに高いポールがあります。
2019年12月(関門海峡)- 「まんじゅ」
総トン数:不明
速力:不明
常駐港:門司港
竣工年:不明
AIS非搭載
運航:西日本海運
西日本海運のエスコートボート(多目的)の中で一番昔からある船です。一番サイズも大きいように見えます。
2019年12月(関門海峡)- 「めかり」
総トン数:不明
速力:不明
常駐港:門司港
竣工年:不明
AIS非搭載
運航:西日本海運
タグボートも運航する西日本海運のエスコートボートす。2020年〜2021年ごろに就航したようです。
2022年8月(関門海峡)