阪九フェリー「ひびき」乗船記

泉大津(大阪府)→新門司(北九州)
乗船時期:
  • 阪九フェリー「ひびき」に大阪府の泉大津港から新門司港まで乗船しました。
    エンジンの振動がなく、客室の静けさがあるフェリーで関西と福岡・北九州の大動脈を結んでいる航路です。
  • 泉大津港に直接行くことができる公共交通機関はありません。徒歩(車やバイクなし)で乗船する人は、泉大津駅を16:30に出発する無料の送迎バスに乗ります。この日の便は満席でしたが、バスの席には余裕がありました。帰省の時期ということもあってか、多くの方は車での乗船のようでした。

  • 泉大津港のフェリーターミナルに到着すると乗船手続き、乗船がはじまっています。窓口も混んでいないのですぐに手続きをして、部屋のカードキーをもらえます。インターネット予約をすれば、乗船名簿への記入なども不要です。「ひびき」の客室の鍵はカードキーで、窓口での手続きでもらえますので船内で鍵を受け取る手間はいりません。

    乗船した泉大津港のターミナルについてはこちらをご覧ください
  • エスカレーターで上の階の乗船口に移動します。
  • 乗船すると3層吹き抜けのエントランスがあります。案内図を見て、ルームキーに書かれている客室番号に移動します。
  • 今回はデラックス和洋室(3名)を利用しました。4名用客室もあります。部屋の入口で靴を脱ぐ絨毯敷きの部屋で、ツインベッドと奥にマットを使った簡易ベッドが1つあります。
  • マットと机は固定されてなく移動させることができます。
  • 部屋の入口には洗面台があります。バス・トイレはなく、船内の共用になります。
  • 夕暮れの泉大津港を17:30に出港します。この日は乗船に少し時間がかかったのか、2分前の17:28頃に人道橋や可動橋が外れました。
  • 17:30過ぎ、ほぼ定刻で泉大津港を静かに出港していきます。寒い冬で、デッキにはあまり人はいませんでした。
  • 風光明媚な瀬戸内海の航路を説明したクルージングマップのパンフレットがありました。冬の早発の便でほとんどが夜間航海なのが残念ですが、何時にどこを通るかを説明しています。
  • 出港してからレストランに行って夕食を食べました。阪九フェリーのレストランは豊富なメニューがあります。いつもは混んでないレストランですが、今回は満室で混んでいたためか入場制限がかかって入るまでに時間がかかりました。遅めの時間であれば並ばずに入れたようです。
  • レストランのメニュー
  • レストランの営業時間終了後は、レストランのスペースもフリースペースとして使用できます。全室満室の便でしたが、スペースには余裕があります。テーブルがあるので勉強をしている人もいました。
  • 売店横にタオル?のようなものが飾られていましたが、この商品は売店では見当たりませんでした。
  • 翌日の朝は早いので早めに寝ました。
    翌朝は定刻6時に新門司港に入港しました。冬型の気圧配置で風が強く、少し前に入港した名門大洋フェリーはタグボートを使っての入港のようでしたが、本船はタグボートを使わず自力での入港になりました。とても寒く、デッキにはあまり人はいませんでした。
    隣のバースにはオーシャン東九フェリーの「フェリーりつりん」が先に入港しています。
  • 定刻に新門司港に入港。
  • 隣のオーシャン東九フェリーのバースではトレーラーのヘッドだけが並んで船内から積み下ろしをしています。