瀬戸内海汽船「石手川」
松山〜呉〜広島
乗船時期:2015年6月
  • 愛媛県松山市から広島市を結ぶ航路に乗船しました。途中、広島県の呉港にも寄港します。
  • 四国と中国地方の中心都市を結ぶ航路で乗客も多く、4隻のフェリーと4隻の高速船で頻繁に結んでいます。
    高速船は1時間に1本、フェリーも1〜2時間に1本あります。所要時間は高速船が1時間弱、フェリーが2時間40分です。
  • 今回はフェリーの「石手川」に乗船しました。この航路は瀬戸内海汽船と石崎汽船の共同運航でそれぞれ2隻で運航しています。乗船した「石手川」(総トン数699トン、1987年竣工)は瀬戸内海汽船の運航便です。
    2階の乗船口から階段で降りて岸壁から直接乗り込みます。松山観光港のフェリーバースは車と導線が交わらないように2階を移動するようになっています。
  • 乗船した時期は梅雨の時期で、瀬戸内海では春から初夏の濃霧の季節です。この日も海面近くに霧が出ていて、対岸の興居島は上の方だけが見えていました。
  • 客室は2層で主に下側のデッキに集中しています。
    前方がメインとなる椅子席で、中央付近だけソファになって前が見えるような配置になっています。
  • 左右両サイドはリクライニングのシートになっています。
  • 客室の真ん中は、売店で販売されているうどんなどを食べられるスペース
  • 船尾側にはカーペットの雑魚寝スペースです。
  • 少しだけある上のデッキの客室には数人しか入れないような小さな雑魚寝スペース
  • マッサージチェアとソファが置かれた小部屋がありますが、上のデッキは誰も利用していませんでした。
  • 「石手川」は定刻の09:35に松山観光港を出港
  • 隣のバースにいる松山小倉フェリー「フェリーはやとも2」を間近に見ながら北に向きを変えます。
  • 左右両側にあるデッキには斜め前を向いたベンチがあり、海の風を浴びながら外の景色を眺めることができます。
  • 船尾にもデッキがありますが、喫煙スペースに使われているのが少し残念です。
  • 松山観光港を出港すると、高浜瀬戸を北上し、釣島水道を横切り北上します。
    しばらく左側に島を見ながらの北上です。
  • 松山〜広島の航路は音戸瀬戸や様々な島の間を進み、景色が変化し飽きない航路です。この航路の中にも2つの基準航路があり、冬季など風が強い時は西側の島に近い航路を通るようです。
  • こちらが、松山〜広島の高速船(スーパジェット)です。速いので旅客のみの乗客の多くはこちらに乗船します。
  • しばらく近くに島のない海域を航行した後、この航路最大の見所「音戸瀬戸」の通過となります。
    初めてこの航路に乗船した時は周りが陸に囲まれてどこに向かうのか分からなかったほど狭い海峡です。写真中央に見えている赤い橋の下を進みます。
  • フェリーが通るにしては大変狭い海峡のため、フェリーは漁船以外の他の船とすれ違うことができません。海峡の入口で反対側から船が来ていないのを確認してから進みます。この日は反対側から筏を曳航した行船が来ていたので、海峡の手前で汽笛を鳴らして停船しました。
    途中の海峡ですれ違い待ちで停船するフェリーは日本全国を探しても他にないかもしれません。
  • すれ違いの漁船も通過し、約3分の停船から運航再開です。
    両岸は顔の表情が見えるような近い距離。

    ※音戸瀬戸から先の「後編」はこちら