「SILJA SERENADE」

ストックホルム(スウェーデン)〜オークランド諸島〜ヘルシンキ(フィンランド)
乗船時期:2018年9月
  • 車両甲板のある3デッキにエレベーターで行ってきました。エレベーターホールと車両甲板の間には扉があり、車両甲板の様子はわかりませんでした。
  • その横にはBB PILOTと書かれたドアがあります。どうやらパイロットさんの乗船口のようです。横には救命浮環も置かれています。
  • ヘルシンキでは船尾のランプウェイから荷役を行っています。船尾のランプウェイは横に広く数車線分あります。このあたりでは、写真のような連接したトレーラーが多くいました。
  • ヘルシンキの港内は、近くの離島に行くフェリーが頻繁に通っています。車は積んでいないタイプのようですが両頭のフェリーです。近距離航路にもかかわらず、膨張式の救命筏と、救命筏支援艇を積んでいます。このサイズのフェリーに積んでいる姿は初めてみました。厳しい安全基準のようです。
  • 出港時間が近くなってくると虹も見えました。このあたりは変わりやすい天気です。
  • ヘルシンキの港は、日本と同じように普通のビットにもやい綱をかけています。
  • 本船が着岸しているバースの前方(南側)にももう1つフェリーバースがあり人道橋も整備されています。ただ、すぐ目の前には島もあり大変狭い場所です。この場所に本当に大型フェリーが着岸しているのかきになりました。正面の水路は通れそうな幅はありません。
  • ヘルシンキ港を定時に離岸出港します。
  • 本船の12デッキは、市内の一般的な建物よりも高く、遠くまで見渡せます。
  • VILING LINEの「GABRIELLA」を見ながら港の外に向かいます。狭い場所で、近距離のフェリーは「GABRIELLA」のすぐ近くを航行しています。
  • VIKING LINEのターミナルです。人道橋の数が多く6箇所もあります。右側の2つは2階建ての人道橋になっています。船によって使い分けているのでしょうか。
  • スオメンリンナの要塞横の狭い海峡も通りバルト海に出ます。窓からの景色で陸上の人の顔が見えるような狭い場所を航行することがこの航路は多いです。
  • この日は風が強く、船首で巻き上げた波しぶきが夕日にあたって見えていました。これだけ風が強くても、船はほとんど揺れを感じることがありません。
  • バルト海に出ると水平線が見える大海原です。空気が澄んでいてとても美しい景色です。
  • 6〜7デッキ吹き抜けの「アトランティス・ナイトクラブ&カジノ」の前方にあるラウンジは船首方向が見渡せる落ち着いた空間になっています。ここの設備自体は、入場自由で特に飲み物も買わなくてもいいのですが、この場所だけは販売している眼の前で、座っている人は皆なにか買って飲んでました。
  • 窓がとても大きく、これほどまでに美しい景色と落ち着いた空間は、今まで乗ったフェリーで初めてでした。船首にありエンジンの振動もなく静かに進んでいく景色がひろがっています。
  • 横にはバルト海の航路図
  • 左舷後方から少しづつ近づいてくるフェリーが1隻いました。「FINNSTAR」(45,923GT 218m)で、ヘルシンキ東部の港から、ドイツ北部の港まで結んでいるフェリーのようです。ハウスが前方に偏った構造でサイズは違いますが、日本でのジャンボフェリー「りつりん2」のようなスタイル。デッキは6層ぐらいあります。こちらは、クルーズ要素よりも貨物輸送がメインになりそうです。
  • 前日同様に21時頃からは大人向けのショーが行われ夜が更けていきました。
  • 夜中の4時にちょうど目が覚めると、途中のオーランド諸島のマリエハムンに寄港するところでした。夜中ということもあって、今回は車両は上下船ともに0台。旅客は少しだけ下船があったようです。着岸して5分で出港です。まさに事実を作るだけの入港。
  • 翌朝の日の出は、ストックホルムに向かう狭い島の隙間で迎えました。ここからはずっと島の隙間を進んでいきます。
  • 小さな島に、背の低い灯台が目印に置かれています。このような小さな灯台をよく見かけます。
  • 朝になり徐々に船内の人も増えてきます。
  • プロムナードのある7デッキ後方のデッキに行くと、プロペラが巻き上げる水の音が聞こえてきます。それだけエンジンが静かということになります。ファンネルがはるか上にあるためでしょうか。
  • ストックホルムに入港する前のすれ違いポイント(往路で「AMORELLA」とすれ違った場所)で、同じSILJA LINEの「Battic Princess」(48,915GT 212m 2008年建造)とすれ違いました。ストックホルムからトゥルク間を結んでいるフェリーで昼間便もあります。
  • 続いて島を挟んだ海域で世界初の大型LNG燃料フェリー「VIKING GRACE」(57,565GT 218m 2013年)ともすれ違いました。全体が見えなかったのが残念です。
  • ストックホルムの港に帰ってきました。
  • かわいい港内の渡船が近くを走っています。
  • 前日にヘルシンキでも見た「PRINCESS ANASTASIA」が先に近くの岸壁に接岸するところでした。本船の前を先行していたようです。
  • ストックホルムのフェリーターミナル
  • 本航路では、乗船時に乗船口付近で全員写真を撮られます。何に使うかというと…。全員を雑誌風にしたものを作成して、船内で展示販売しています。これらは全員本日の乗客です。ちなみに、この写真の中には私はいません。
  • 楽しかった40時間の往復クルーズが終わり下船です。乗船口が広いので下船口が混まずにスムーズに下船できます。
  • 2泊した「SILJA SERENADE」。救命筏支援艇をおろして何か訓練か作業をしていました。