ペナンフェリー
マレーシア
バタワース(マレー半島)〜ペナン島(ジョージタウン)
乗船時期:2010年9月
  • ペナンフェリーは、東南アジアのマレーシア北部のマラッカ海峡に面した観光地ペナン島と本土のマレー半島バタワースを結んでいるフェリーです。ペナン島とマレー半島はペナンブリッジで結ばれバスでも移動できるようになりましたが(その後2014年には2つ目の橋も完成)、フェリーの利用者も多かったです。ペナン島は約70万人が住んでいる賑やかな島で、多民族のマレーシアの中では華人が多いエリアになります。ペナンフェリーは、数百トンクラスのいずれも両頭フェリーが数隻就航し乗船時間は約10〜15分。約20分間隔で頻繁に発着しています。
  • マレー半島側のバタワースの港は鉄道のバタワース駅やバスターミナルと直結しています。私も降り立ったバタワース駅は主要駅ですが、日本のように頻繁に電車が出ている駅ではなく写真のように1日に到着と出発がそれぞれ4本程度。それでもその4本のうち2本がタイのバンコクとシンガポールへの国際列車と長距離移動のためだけの手段です。この日は、マレーシアの首都クアラルンプールからの列車で早朝5時頃到着しました。
  • 駅から直通の通路を通って到着すると、待合室とチケット売り場があります。このペナンフェリーで最も面白い特徴は料金体系。ペナン島行は1.3RMの有料ですが、ペナン島発は無料なのです。チケット販売の係員もバタワース側にしかいません。フェリーしか手段がなかった時代はこれで往復料金を徴収すればいい仕組みだったかもしれませんが、今は橋もあるのでこれでいいの?という仕組みです。
  • フェリーが到着すると乗船開始。熱帯の国だけに、閉鎖された船室はなく、窓のない広いデッキの長椅子が並んだ場所が旅客用のデッキ。このベンチは背もたれが動くようになっていて、簡単に進行方向をむくようにできます。
  • 非常用の救命胴衣は客室の天井のかごの中にありますが、ここ施錠されています。緊急時に鍵を1つづつ開けているよゆうがあるのかと疑問になる仕組みです。普段開けていると盗難があるのかもしれませんが。華人が多いペナン島とはいえ、マレーシアはイスラム教の国。女性の乗船者はスカーフのようなもので顔を覆っている人が多いです。
  • ペナン島が近づくと、ペナン島に入港するクルーズ客船と思われる船が数隻いました。どれもあまり新しくは無さそうですが、クルーズの需要があるようです。
  • ペナン島側のターミナルもバスターミナルと直結していて交通の要になっています。
  • ターミナルとバスターミナルの間の通路には商店が並んでいます。
  • その通路に、マレー鉄道のチケットオフィスがあります。島なので当然ながら駅はありませんが、フェリーで渡らなくてもここでチケットを事前に購入しておけるようになっています。
  • 数日後、ペナン島からバタワースへの乗船。車両の乗船は、日本と同じようにターミナル横に並んで乗ります。日本との違いとすれば、大量のバイクが乗船待ちをしていること。1台1台のスペースが小さいとはいえ、これだけいると積み残しもありそうです。
  • ペナンフェリーへの乗船は、フェリーの横側からではなく船首船尾の真正面からです。車両が乗船する可動橋の上が、そのまま人道橋という2段構造になっています。
  • ペナン島側のターミナルの待合室。入口は大きな鉄格子のようなもので閉じられていて、フェリーが入港してくると前の便の乗客が一斉に降りていきます。下船が完了すると、鉄格子が開いて乗船することができます。
  • 車の上の幅が広い人道橋を通って乗船。正面にはフェリーのブリッジも見えています。
  • 車両甲板は1層のみで瀬戸内海タイプのように横は換気窓があります。日本と違って、車両での乗船者は降りることはなく、車両に乗船したままで出航します。前半分に車、後ろ半分にバイクが乗船していますが、バイクの量がすごく、車両甲板にこれほどの人数分の救命設備があるのかと心配してしまいます。
  • 夏の雲を見ながら約10〜15分の船旅です。
  • バタワース側のターミナルに到着。すぐ横には浜もあります。
  • バタワースのターミナルの少し南側にも動いて無さそうなフェリーが2隻待機していました。待機場所なのかラッシュ時は使っているのかは不明です。
  • 接続しているバタワース駅は列車の本数が少なく閑散としています。ホーム上にはタイのバンコク行、シンガポール行の国際列車の表示があります。
  • ここからタイのバンコクへの列車に乗りましたが国境を越えるとはいっても2両編成でガラガラでした(バンコクに到着した時にはどんどんくっついて長い列車でしたが)。