高雄市輪船(旗津〜鼓山)

台湾・高雄
乗船時期:2011年5月
  • 台湾第二の都市、高雄市。高雄市の市街のある陸地側から、港の沖側にある観光地、旗津までを結ぶ渡船があります。旗津は元々は島でしたが開発で陸地と繋がりました。それでも防波堤のように長く延びた先にあるので、陸路行くにはかなり大回りしないといけません。そこで、今もこの渡船が活躍しています。
    市街側のターミナル"鼓山輪渡站"へは、高雄捷運(地下鉄)の終点、西子灣駅で降りて少し歩けばすぐに到着します。
    大きくはないターミナルですが、新しく綺麗な建物です。
  • ターミナルはガラス張り。徒歩で乗船する乗客は、ここで乗船を待ちます。運賃は15元(約45円)ほど。生活の足ですのでリーズナブルです。
  • 同時に3隻ほどの船が動いていて待ち時間はほとんどありません。船が入港すると乗船開始。
    乗客のほとんどは、バイクでの乗船なので徒歩の乗船客は多くはありません。徒歩の乗船客は観光客率が高く感じました。
    一見すると、両頭フェリーのような船体ですが、船の前後にランプウェイはなく、船の横からの乗船です。載せる車両もバイクだからできることですね。車は乗船しません。
  • 別タイミングで撮った写真ですが、船体の全景。前後にランプウェイがないのが分かるかと思います。
    一番下は車両甲板でバイクとその運転手がぎっしり。2番目のデッキは徒歩の客室。一番上はブリッジです。
  • 車両甲板。運転手はそのままデッキにいます。
  • 小さな客室。プラ製の椅子が並んでいます。
  • 頻繁に便があり、乗船した便が出航する頃には、次の便として使うフェリーが回頭しながら本船の離岸を待っていました。これだけ頻繁に動かしても船は満員です。
  • 先に行く前の便と、こっちに来る次の便
  • 穏やかな港内をゆっくりと出港。
    前方にもランプウェイがないので、前方の景色もいいです。
  • 数分で、対岸の旗津に到着。
    こちらもまだ前の便が岸壁に着岸中。
  • 浮桟橋に着岸すると、バイクが競うように飛び出していきます。
  • 旗津のターミナル。ターミナルの前にはレンタサイクルや、屋台などがたくさんありました。