東京湾のエスコートボート
「おおたき」「おりおん」「きよたき」「ぽらりす」「みおかぜ」「ゆきかぜ」「れお」
東京湾のエスコートボートは、東京湾内の各港から浦賀水道までのエスコートを行います。メインは浦賀水道のエスコートですが、基本的に各港まで継続して実施します。警戒船との区別で、浦賀水道の進路警戒許可を持っている船でタグボート以外をここで紹介します。
進路警戒の許可を持っているタグボートは、東京汽船・新日本海洋社もご覧ください。
進路警戒の許可を持っているタグボートは、東京汽船・新日本海洋社もご覧ください。
- 「おおたき」(OOTAKI)
総トン数：199トン
速力：16.0kt
常駐港：横須賀港および川崎港
竣工年：1996年
IMO 9135078 MMSI 431100219
運航：海上災害防止センター
独立行政法人海上災害防止センターが所有する2隻の消防船のうちの1隻で、消防船としての活動のほか、浦賀水道などでのエスコート業務を行うことがあります。古風な在来船のスタイルをしていますが、エスコートボートとして必要な速力は出るようです。エスコートボートとしてだけでなく、大型タンカーの浦賀水道通過時の待機船として、横須賀沖で待機することも多いです。 
2017年3月（川崎港)- 「おりおん」(ORION)
総トン数：64トン
速力：20.2kt
常駐港：横浜・横須賀港
竣工年：2010年
IMO 不明 MMSI 431001618
運航：新日本海洋社
東京湾の浦賀水道はエスコートを受ける大型船が多いですが、浦賀水道のエスコートのメインはタグボートになります。多くないエスコート専門のエスコートボートの代表とも言えるのが「おりおん」などの新日本海洋社(日本郵船系)の3隻のエスコートボートです。エスコートタグより早い速力を活かして、速力のあるコンテナ船のエスコートも行います。横浜港か横須賀港のどちらかに待機しています。 
2017年3月（横浜港)- 「きよたき」(KIYOTAKI)
総トン数：263トン
速力：15.3kt
常駐港：横須賀港および川崎港
竣工年：2001年
IMO 9257905 MMSI 431100981
運航：海上災害防止センター
独立行政法人海上災害防止センターが所有する2隻の消防船のうちの1隻で、消防船としての活動のほか、浦賀水道などでのエスコート業務を行うことがあります。東京湾内のエスコートボートでは最大の大きさです。エスコートボートとしてだけでなく、大型タンカーの浦賀水道通過時の待機船として、横須賀沖で待機することも多いです。 
2020年12月（浦賀水道)- 「ぽらりす」(POLARIS)
総トン数：61トン
速力：20.2kt
常駐港：横浜・横須賀港
竣工年：2008年
IMO 不明 MMSI 431002392
運航：新日本海洋社
新日本海洋社(日本郵船系)の3隻のエスコートボートの中の1隻です。エスコートタグより早い速力を活かして、速力のあるコンテナ船のエスコートも行います。横浜港か横須賀港のどちらかに待機しています。 
2021年10月（浦賀水道)- 「みおかぜ」(MIOKAZE)
総トン数：72トン
速力：22kt
常駐港：横浜港
竣工年：不明
IMO 不明 MMSI 431002367
運航：パシフィックマリンサービス
商船三井系で横須賀に多数のエスコートタイプのタグボートを配置し、浦賀水道のエスコートの多くをやっている東京汽船が出資するパシフィックマリンサービスのエスコートボートです。主に浦賀水道から東京湾内の大型タンカーのエスコートにあたっているようです。 
2015年3月（横浜港)- 「ゆきかぜ」(YUKIKAZE)
総トン数：65トン
速力：不明
常駐港：横浜港
竣工年：不明
IMO 不明 MMSI 431000219
運航：パシフィックマリンサービス
商船三井系で横須賀に多数のエスコートタイプのタグボートも持っている東京汽船や、JXオーシャンの関連会社のパシフィックマリンサービスのエスコートボートです。浦賀水道から東京湾でのタンカー系のエスコートをやっているようです。
元はウイングマリタイム社の「すばる」でした。 
2015年3月（横浜港)- 「れお」(LEO)
総トン数：65トン
速力：20.1kt
常駐港：横浜・横須賀港
竣工年：2011年
IMO 不明 MMSI 431002392
運航：新日本海洋社
新日本海洋社の最新のエスコートボートです。エスコートタグより早い速力を活かして、速力のあるコンテナ船のエスコートも行います。横浜港か横須賀港のどちらかに待機しています。 
2015年1月（浦賀水道)
